静岡ブルーレヴズ戦を終えて
まずはじめに静岡ブルーレブズのオープニングゲームにシャトルズを招待してくれてありがとうございました。
Div1のチームと試合をさせてもらえて嬉しく思います。そしてようやくシャトルズでの成果を出せる日が来てシンプルに嬉しく思います。
とにかくこのチームを良くしたいと思うスタッフ・選手が努力を重ねてきた成果がつながりました。
今回の試合でスターティングメンバーの平均年齢を改めてみるとなんと26歳という若さでした。
まだまだ発展途上のチームで成長していかないといけませんが、日本の目指すべき姿を進んでいるのではないでしょうか。
自分自身、3年間このチームで日本一になりたいと思い頑張ってきて4年目を迎える今シーズンDiv2でやるものと思っていましたが、まさかのDiv.3を突きつけられ驚愕でしかありませんでした。協会に所属している以上従わざるしかありませんが、選手の努力を知っているし、シャトルズは日本人を育成して出場機会があると思って移籍してきた選手もいるのでこの決定に遺憾しかありません。協会はうやむやにしている査定を公表して欲しいものです。
しかし、決まったことは仕方ないので全員前を向いて進んでいます。その甲斐あってか、今回試合を終えて多くの方が同じ思いを持って応援してくれたことはとても嬉しく感じました。
指導者の重要性
弊社はコーチングの会社でもあるので、コーチングの視点でいうとチームを引率するトップ(リーダー)の考えは日本の目指すところにあると思います。
豊田自動織シャトルズ愛知のトップは徳野ヘッドコーチです。
ここでは一つ紹介したい徳野HCの考えを書きたいと思います。
外国人のリクルートで他チームがW杯で活躍した外国人選手を多く獲得しており自分も「○○○○選手とかいいと思うけど」みたいな会話をしたときに徳野HCが一つのポジションしかできないS級の外国人選手を獲得したら日本人の複数ポジションできない選手が全く出れなくなるという返答がきて、自分はめちゃくちゃ日本人選手のことを考えてるなと感心させられました。
日本人選手が埋もれていく中このような考えを持った指導者が増えないとラグビー人気がなくなってしまうと思います。
目指すべき場所
自分もラグビーに育てられたも同然なのでもっと日本にラグビーというスポーツが普及して文化になって欲しいと思っています。
今、シャトルズは自分たちにフォーカスして現在の取り組みにワクワクすることでラグビーを楽しみ追求しています。
ここで自分自身気づいたことがあります。それはラグビーリーグワンの考え方が正解なのかどうなのかです。
偉そうなことを言える立場ではありませんが、あるトップチームの選手にヒアリングしたところ選手目線では何も変わってないしどこに向かっているかわからないと言っていました。
一番大切なことは小さな頃から楽しくて始めたラグビーを選手自身がワクワクして楽しめているかということです。
ラグビーをすることはもちろんチームイベントも含めて日々楽しむことができているのでしょうか?
お金だけを投資して一過性でチームを強くするだけのチームに本当のファンがつくのか疑問でしかないです。
やっている張本人たちが本気で楽しんでいないチームはきっと誰も巻き込むことはできないでしょう。
シャトルズのメンバーが素晴らしく、そしてみんなワクワクして本当に楽しんでいることをみんなに見てもらいたいと思います。
今回の試合を終えたらひとまず発信しようと思っていたので書いてみました。