小学生期のトレーニングの考え方
ラグビーのコーチ研修や指導者と話して自分的に引っかかることがあります。
「小学生のときは遊びの延長で楽しんだらいい!」
決して間違いではないし、ニュージーランドなどはそうなんでしょう。
しかし、日本人と外国人の身体能力や感覚、将来的に勝手に伸びるポテンシャル(DNA)が圧倒的に違います。
日本人でもごく稀に外国人のようなポテンシャルを持っている子どももいます。
将来活躍するのが、そんな選手ばかりじゃ夢がないですよね。
自分がこのアカデミーを始めた原点として、自分ができない人間であり指導者によって自分自身が現在もラグビーに関わる仕事ができていることを思い出しました。弊アカデミーは一人でも多くの子どもが成長させる場としてあるべきです。
なにが言いたいかというと、小学生のときに基礎をしっかりと叩き込み、ラグビーの考え方も構築してあげることが正解だと考えています。
サッカー・野球・テニス・卓球etc小学生にして戦術や戦略を考えれます。野球のバッテリーがいきあたりばったり投げているでしょうか?
「ストレートを2回見せたから次はスライダーで討ち取ろうか」などコミュニケーションをとっているはずです。
ラグビーに関しては中学生の試合を見ていても行き当りばったりで何も考えていないことが多々あります。
スポーツは真剣にやるからこそおもしろいと思います。もちろん、エンジョイスポーツもありですが、弊アカデミーはパフォーマンスの向上を目的とした集団なので絶対的に前者の考えで活動しています。
そういうことで、6月はとにかく基礎に時間をかけています。
練習のスタートはスプリントトレーニングから
2番目はボールの持ち方から投げ方まで徹底して行います。
ランパスは毎練習で必須としています。エディーさんの影響で日本からランパスの文化が一気に消えましたが、絶対に必要です。
基礎スキルが終わればクラス別になりラグビーセッションが始まりますが、パスができない選手はずっとパスをします。
野球に例えるのが一番わかりやすいと思います。
バットにボールが当たらない、キャッチボールができない、この状態で野球が楽しく感じるでしょうか?絶対に楽しくないです。
ラグビーも同じなのに、、、