近鉄戦で若手選手の育成が芽を出す
結果は60-29で勝利することができました。
近鉄戦は若手チャレンジということで一部調整が遅れていたベテラン選手の出場もあり平均年齢が少し上がったけれど、それでも平均年齢は25歳。
コーチの立場としては楽しみな限りです。
選手の頑張りはもちろんですが、チームが良くなるには関わる全ての人が頑張らないと良くならないと思います。
シャトルズはまだまだこれからのチームですが、築いてきている成果は確実に芽を出してきています。
なにが言いたいかというと若手が育つ組織っていうのは間違いなく良い組織であるといえるからです。
外部から見たら良くない集団に見られていたからDiv.3という扱いを受けたと思いますが、ブルーレブズ戦と今回の二試合を見てくれた方はチームの雰囲気やラグビーを見てわかってもらえていると思います。
今回はコーチングの目線ということで投稿したいと思います。
まずはじめに、若手が伸びるのはもちろんですが、ベテランでも最後に一伸びして成長を感じてもらうことは選手にとってすごく嬉しいことではないでしょうか。また、コーチサイドとしても嬉しいです。そしてのその成長を確認できるのはチャンスをもらえる環境があってこそのことです。
今回ピックアップさせてもらうのは昨年、アキレス腱断裂をしてみごと復帰したベテランの河合選手です。この日は顔面流血しながらMOMです。
若手全員が活躍
今回は若手たちが5月からスタートさせた練習をパフォーマンスとして披露できる場ができて良かったです。
自分が注目しているのは高校卒の選手です。
現在、リーグワンの選手のほとんどが大学ラグビーを経て入団しています。
昨年のトップリーグで高校卒業して直接入団している選手が何人出場していたでしょうか。
サッカーや野球では当たり前のシステムだけどラグビーでは海外選手での補強にばかり目がいって若手の育成に目がいってないのではないか?外国人選手に聞くと日本の大学ラグビーのマイナスイメージを結構耳にします。その理由は文化の違いなのでなんともいえないですが、若手の育成は国としてやっていかなければいけないことです。
今回、シャトルズでは高校卒から直接入団した3選手が活躍してくれたことを非常に誇らしく思います。
コーチは選手を成長させる環境を楽しむ、選手はパフォーマンスを伸ばすことを楽しむ。お互いが切磋琢磨することでいいチームになっていくと思います。
次回はさらに具体的に触れていきたいです。
豊田自動織機シャトルズ愛知(Div.3) vs 花園近鉄ライナーズ(Div.2)
最後に
自分自身、会社を経営していますが支えてくれる方が大勢いるから立ち上げから14年なんとかやっていけています。チームも会社と同じなのでどれだけ多くの人がチームのことを思って動いているかが大事だと思いました。そういう意味でも豊田自動織機シャトルズ愛知はとても良いチームになってきていると思います。
なにが良いかは試合を見てもらえば伝わると思っています。
是非、みなさん試合をみてください。