コンタクト力を向上させる

「フィジカルを強くする」で準備に関して紹介しましたが、実際はどのように進めていくのかを紹介します。

ラグビー選手はコンタクトのパワーを向上させることを求められますが、カラダを大きくすることだけで向上するのでしょうか?答えはNOです。では、どうすればいいのかを伝えたいと思います。

カラダを大きくして速く動くことです。めちゃくちゃ簡単なことですよね。それをまとめると下記の公式にたどり着きます。

質量(体重)× 速さ(スピード)= 衝突力

この衝突力(コンタクト力)を向上させるためにウエイトやスピードトレーニングを行います。

では、今回はその一部で特に初速の部分に焦点を当てて話をします。

もともと足の速い選手もトレーニングをすればさらに速くなると思いますが、監督やコーチで困っているのはFWの選手(特にフロント)でカラダはとても大きいけど動きが遅い選手に対して悩んでいるはずです。

今回話したいことはまさにここについて話していきます。

ラグビー選手は初速が大事

特にFWのように接点が近い選手が50mを速く走る必要性はありません。もちろん走れるなら走れたほうがいいですが・・・

FWは0-5mまたは0-10mの速さを向上させることができればいいです。そして監督・コーチにとって嬉しい知らせがあります。

初速はトレーニングである程度まで向上させることができます。

その根拠は科学的にも証明されており弊社としても長年の経験とモニタリングから証明することができているので間違いありません。

50mを速く走るにはランニングフォームの改善やその他の作業が必要になってくるのですが、初速に関しては簡単に伸ばすことが可能です。

では、どうすればいいか。

筋力トレーニングによる筋出力の向上

ここでの内容は次回に紹介したいです。今回は筋力トレーニングによる筋肉量と筋力の数値が向上すればショートスプリントの数値がどのように変化するかを知ってもらいたいです。

下記のグラフはどのチームのデータでもありませんが、だいたいこのような感じでチームの状態を管理していきます。

個人的に関しても同じで、まずは自分の現状を知ってトレーニングを積んでいくことが大切です。

トレーニングの内容や栄養摂取、または生活リズムが悪ければこの数値は伸びないので取り組みの悪い部分を変化させていくといいですね。

次回は方法論を紹介します。お楽しみにして下さい。

 

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