天理大学ラグビー部の現在地
久々にブログを更新したいと思います。
本日、京都産業大学との全勝対決まで成果が出るまではアウトプットしないでおこうと思っていましたが、取り組んできた成果がでたので自分の取り組みについてアウトプットしたいと思います。
今日は負けましたがようやく低迷してたチームの殻を脱してきたかなと思います。
天理大学ラグビー部が優勝したのは2シーズン前。昨シーズンは3位という成績です。原因の一つはフィジカルとマインドでしょう。
昨年のフィジカルデータは横這い、今シーズンのスタートから天理の本来のスタイルに立ち返りました。春先はシーズン関係なしに取り組み疲労や怪我のリスクもありましたがやり抜きました。結果、京都産業大学と同点という立ち位置まで巻き返ってきました。中身を見ればまだまだで、スクラムは完敗していました。
この差を埋めないと絶対に勝てないのは簡単に予測ができます。
成果というのはスクラムフィジカルトレーニングという新たなアイディアについてです。
夏に豊田自動織機に合同練習へ行ったときのフィードバックを活かしてジムセッションの代わりにスクラムフィジカルトレーニングを導入しました。3ヶ月継続したことによって大きく進化することができました。
天理大学の中村龍SCコーチ(以下、龍)と自分とシャトルズのFWコーチの3人でグループラインを作っているのですが、龍の積極的な姿勢でラインが目まぐるしく動いているのがわかると思います。この成果が、間違いなくスクラムとモールに繋がっているのは明白です。
今年のこのトレーニングの成果は今後の天理大学ラグビー部にとって大きな武器になっていくはずです。
本日の負けは当然負けなのですが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。天理がやってはいけないミスを連発したことで流れはもっていかれて、それに加えてアタックの精度が低く得点に結びつけることができなかったのが敗因ですね。
天理大学ラグビー部はこの負けを糧にして一伸びできるはずです。
残すところ同志社戦と大学選手権です。
トレーニングはやりきってきたので、ここからは急成長に期待したいですね。