ジュニアアカデミーの転換期

2013年頃から始めたジュニアラグビーも気づけば約10年になります。

第1期生は現在、大学2年生です。同志社で活躍するスクラムハーフの藤田 海元選手、法政で一年生からレギュラーとして活躍している松田 陸空選手、天理大学でレギュラー争いを繰り広げてる梅渓選手、他にも京都産業大学や立命館大学で活躍しています。

彼らは高校生のときも3年生の時に優勝や初のベスト4に貢献といった素晴らしい成績に貢献しています。

ジュニア期をコーチングしていた立場としてはとても嬉しく思います。

この流れが続いているのも今の中学3年生までなので、今アカデミーは新たな転換期を迎えています。

アカデミーの在り方

これまでは学年ごとにある程度一つのチームが固まって在籍していて、勝ちたいという強い意志があったので週二回のアカデミーに加えて週末のスクール、そしてプラスαのトレーニングをしている子どもたちが多かったのですが、現在はバラバラのスクールや中体連の子どもたちが多くパフォーマンスレベルと意識レベルに大きな乖離があります。

私はこの現状を打開したいと考えています。要はただラグビーする機会を増やしたいから来ている選手には正直いって来てほしくないです。

なぜならば高いレベルでやりたい、うまくなりたいと思ってきている子どもたちの大事な時間を奪うからです。

最近アカデミーもたくさんできているので、子どもたちのレベルやアカデミーの考え方にあったところでやらせてあげることが子どもたちにとって幸せなことだと思います。

今の中学3年生が卒業すると同時にアカデミーのレベルは大きく落ち込みます。これを一気に引き上げるにはラグビーに対しての考え方やマインドを変えなければいけません。

環境で人は変わる!

環境で人は変わります。それは大人も子どもも関係ありません。誰とトレーニングをするのか、それをコーチングする人は誰なのか、どのようなプログラムをどのようなモチベーションで行うのかが非常に重要です。

だからこそこのタイミングで弊アカデミーの空気感は引き上げなければいけません。その為にも皆さんの協力がなければ成立しません。

よくジュニア期は遊びが大事といいますが、もちろん遊び心は大事ですが小学生といえど目標を持って取り組むことが重要なので、弊クラブではなんとなく取り組む子どもを引き上げるアプローチはしていません。

このように日々努力をしている子どもたちが成長できる環境を整えてあげたいと考えています。

動画の彼は現在、島根県の石見智翠館高校でキャプテンをしています。今年の全国大会で活躍してくれることでしょう。

厳しい内容を投稿したと思いますが、どっちつかずで運営することは子どもたちにとって最適だと思わないので強く伝えさせてもらいました。

大事な時間を投資してくれているので、成長してもらう環境を整えたいと思っています。通っていただいている皆様どうぞよろしくお願いします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です